3R活動とは、3つのRに取り組むことでごみを少なくし、そうすることで、ごみの焼却や埋立処分による"環境の悪化"を極力減らすこと。また、限りある地球の資源を有効に繰り返し使う社会(=循環型社会)をつくろうとするものです。
循環型社会を目指す
日本では、これまで「大量生産・大量消費・大量廃棄」の道を歩んできました。あふれるくらいのモノに囲まれて暮らす生活は、とても便利で快適です。
しかし、モノを作るには、たくさんの資源を消費する必要があります。資源をドンドン使って出来た製品を、ごみとしてドンドン捨ててしまっていては、資源はいずれ無くなります。
それに、ごみを出し続けていると、適正に処分できる場所(最終処分場)が不足し、ごみ捨て場はおろか、自分たちの住む場所さえも失ってしまう心配もあります。
そうならないために、私たちが目指していく社会が『循環型社会』です。
『循環型社会』は、資源の流れを「生産→消費→廃棄」の一方通行にするのではなく、資源の消費・使用をできる限り減らして、循環(「繰り返し利用」)できる仕組みをつくる社会のことをいいます。
つまり、限りある資源を大切に使いながら、地球と仲良く暮らしていく社会なのです。